お休みをとっている話(Room Ver.)
- Chige.
- 5月11日
- 読了時間: 8分
はじめに
Chige's Roomにいてくださっている皆さまが
私にとって今すごく大きな心の支えになっています。
あまりに上手く活動できていない自分に嫌気がさしてしまいそうで
そんなことならばやめてしまおうかと思うこともありますが、
このメンバーシップがあることと、ここにいる人たちの存在で
まだ前に進める希望を持つことができています。
まずは先に感謝を伝えさせていただきます。
本当にいつもありがとうございます。
そしてこのことをプレッシャーに感じることなく、
参加不参加は自由です。
「少し離れようか」と思った時にはお気遣いなく動いてくださいね
私は私のできる限り、ここを続けていきます。
このブログは、今抱えてる自分のことを書き出しています。
ここから先は今後note記事にもupするつもりで
広く伝えるために書いています。
1つめ -いまのことを伝える-
今年の頭からライブやレコーディングなどの表向きの演奏活動をお休みさせていただいております。
このところあまり出演情報や活動についての告知がなかったのはそのためです。
先月出演した4/18ハシグチカナデリヤ ワンマンライブ
と、今後決まっているノンオフィシャルでのイベントライブ
については私がお休みを決断する前に引き受けていたもので、上記以外にも演奏依頼がありましたがお断りをさせていただきました。
あまり詳細な理由を伝えられないまま、お引き受けできないと返事をし、それでも受け止めてくれる優しい方々ばかりで。
本当に救われておりました。
それでも依頼側とすれば元々の構想を変える必要があるわけですから、ただただ申し訳ない、不甲斐ない気持ちであります。
不安に思われる方がいるのは本望ではないので先にまとめておきますが、音楽活動を辞めるつもりは一切ありません。
これは、私がちゃんと表向きに演奏活動をできるようになるために必要な選択。
ということをここに記しておきます。
私は毎度の事ながら、「大丈夫、ちゃんと戻って来れる」と説明の付かない謎の自信だけは持ち合わせているので
その気持ちを大事に、今は期限を設けず目の前にある問題に一つひとつ向き合っていくことにしました。
はっきりと「いつ戻ってきます!」とか
「この日にこれやります!」とか
言えなくて。
『はじめに』で挙げた皆様にとってはもどかしい事と思います。
ここに関しては、どうかご理解いただけますと幸いです。
現在こうして
いまのことを伝えられるくらいには
動き出せている。ということをお伝えしておきます。
ここから先は少しだけ詳細な話になります。
関わりのある皆様にうまく話せなかった事、気にかけてくれている方に伝えたい事、そして自分自身を理解するために書いているので気になる方だけでよいです。
少々長くなります。ご了承ください。
2つめ -自分に起こっている事-
いったんまとめると
もともとの気質から来る精神状態の変化(波)によって
身体と行動に生じる影響に悩まされています。
ここで挙げられる事例をいくつか言えば、
・ものごとを大きく重く考えすぎる
・不安感や虚無感にとらわれる
・身体のこわばり、意識・集中の途切れ
活動においては、本番が近づく、ステージに立つ、本番を終え家に帰った後、これらの精神状態が重く耐えきれず、体調に支障をきたす事や側から見ても正常ではない状態になることが多くありました。
バレないように。と思っていましたが
演奏にもろに影響が出ていた事と思います。
そしてこの状態になってしまった原因がその時には判断しきれず、休みを取ることで原因を探ることにしました。
その中で気づいた事として、自己分析の範疇ではありますが以下の点を挙げます。
①もともとの気質(+時期による心の波の変化)
渦中、本屋さんで見つけた「繊細さんの本」でHSPという気質があることを知りました。
これが自分自身にどハマりでした。それと同時にこの本にすごく救われました。
私は学生の頃からこの気質があり非常に生きづらく、親や周りの人を大変困らせた事と思います。
その経験があるから「なんとなく」そういう性格だということはわかっていましたが、今回ハッキリと理解した段階です。
実はこの気質によって起きる問題を打開したのが「ギターを始めたこと」だったりします。ギターに夢中になってからはみるみるうちに悩みから解放されて生きることが楽しくなりました。
今になってまたこの気質に悩まされているわけですが、正直根本的にはまだどうしたらよいかわかっていない。
ただ、女性的な周期と半年周期(9月と3月)に大きく波があるのはものすごく実感しています。これも前々から「なんとなく」そうだと感じていた部分ですが、今までは気にせずに来れたものが気にせずにはいられない状況に至ってしまったという感じがします。
これらと「どう付き合うか」が今の自分の大きな課題だと考えています。これは付き合い方次第というか、向き合い方を変えることで解決ができるのではと、そう思っています。
②プライベートの影響
悩みを打ち明けていた方々には
「プライベートで何かあったとかじゃない」
と話してました。ごめんなさい超嘘です。
全然プライベート上に問題がありました。
なんで嘘ついたか説明させてください。
私は学生の頃、
音楽で生きていくと心に決めた時から
「どんなにプライベートで辛いことがあろうとも、仕事をする上、ステージに立つ上では決してその様子を見せない」
という意思を持って今までやってきました。
どんなにつらくとも、その日を楽しみにしておられるリスナーの皆様には、その場において全く必要ではない要素だから。また内側の話で言えば、基本的には代わりのいない役職であるからそれを言い訳にヘマをするなど言語道断。
ギターを弾く人は世界中に数多くいるけれど、この職業は「その人を求められている」という事をすごく実感しているからこそ。私がそう求められる人間でありたいからこそ。そういった意識で常に動いていました。
だからプライベートを言い訳にしたくなかった。ただそれだけです。
自分に対しても「プライベート関係ないよね?」と嘘をついていた。そのせいで根本の原因に気付けずこんなにこじらせてしまったのだろう…と気付いたのがほんとここ最近でした。おばかーーー!!
でもそれほど強い意志を持って音楽という仕事に向き合っていました。
何があったのかについてはここで詳しく言うのは控えますが、今までのようにプライベートを表に出さず活動することが困難になる程には自分にとって大きな問題である。ということは認識したので、
今はこの問題を解決する事が真っ先に重要なことなのだろうと思っています。
話せるタイミングが来れば話しますし、どうか憶測や妄想などはなしに、さらっとなんかあったんだなーくらいの感じで思ってもらえると私は救われます。
きっと、ステージに立つ人間は同じような悩みを抱えてきている人が多くいるのではと思います。それでもステージ上で変わらず素晴らしいパフォーマンスを続け、人々を魅了する姿は何にも変えがたく本当に尊いです。みんなすごい。
3つめ -これからのこと-
上に挙げたこと以外にもまだ細々とした要因はあるような気はします。お休みしている中でもまだ拭えていない心の揺らぎに耐えられなかったりします。
相談していく中で「病院にいってみたら?」とアドバイスをもらう事もたくさんありましたが、現在病院にはかかっていません。
私に必要な手段のひとつにはなり得ると考えて、これからの動きの中で選択する時が来たらそれもひとつと思っています。
悩みを打ち明けた際、実体験や詳しく教えてもらえる機会があったりして、明確でなかった選択に橋をかけてもらったような感覚でとてもありがたかった。
なかなか言葉にしにくいものだと感じているので心強かったです。
表向きに音楽を鳴らすことは減らしていますが、
受け持っているお教室でレッスンをしていて、生徒ちゃんたちが一生懸命にギターに向き合っている姿に私自身も励まされたり
好きなアーティストや関わりのある仲間のライブや活動を見て「やっぱ最高だなこりゃ」と思ったり
Roomメンバーの人たちと配信で話して笑ったり心の赴くままに楽器を鳴らして自分の音と向き合ったり
少しずつでもできることを増やしていってます。
今自分が動けること、できることからはじめていきます。たどり着きたいところはちゃんと見えているので向かうのみです。
先述の通り、
いつ!これをやる!などがお伝えできない状態であり、いきなり何かしたり、しなかったりする事があると思います。それらをどうかご理解いただけますと幸いです。
音楽や人との繋がりがないのもあかんなっていう事にも気付いているので、
ライブ見に来てーのお誘いや、ご飯いこーのお誘いなど、もしよかったらください。
イベントとか物販の手伝いなど、力になれるものがあればそちらもいきます。人のいる場所にはいたい。
長々となりました。
昨年の後半から、小さいところから言うと数年前から抱えていた事を言葉にするのは
ものすごく難しく、ここまで書き上げるのにも何ヶ月もかかってしまいました。
現在進行形でもあるので、足らない部分や考えが変わることもあるかもしれませんが、今現状で伝えられる大事な部分は書き起こせたかなと思っています。
読んでくださり本当に感謝しております。
受け取り方は人それぞれかもしれませんが、自分の意図している部分が少しでも伝わったらよいなと思います。
本当にありがとうございました。
そしてあわよくばこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
Chige.
近況ありがとうございます!
これからも応援しています!